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第60回こどもの読書週間記念展示
石井桃子さんがのこしたもの
〜没後10年・かつら文庫開設60年によせて〜
期間:平成30年4月11日(水曜日)から5月30日(水曜日)
場所:閲覧室(3階)、子どもの本のひろば(1階)

 石井桃子さんは1907年(明治40)に現在の埼玉県さいたま市に生まれました。日本女子大学校卒業後は文藝春秋社をはじめとする出版社に勤め、編集者として敏腕をふるい多くの本を世に送り出しました。
 1933年(昭和8)に『プー横丁にたった家』の原書に出会ったことが、翻訳家としての活動のきっかけになりました。「ちいさなうさこちゃん」「ピーターラビットのぼうけん」など、数々の名作を日本の子どもたちが読むことができるのは、彼女の功績によります。
 宮城県での農業生活、岩波書店の嘱託などを経て、1958年(昭和33)には荻窪の自宅にかつら文庫を開設し、多くの子どもたちが本に親しむことのできる場を作りました。そして、この文庫が後の東京子ども図書館へとつながっていきます。
 本年は石井桃子さんが亡くなって10年目の年にあたります。また、かつら文庫開設60年の節目の年でもあります。編集者、翻訳家、作家、そして文庫の主宰者として、子どもの本の世界に大きく貢献した石井桃子さんの業績をご覧ください。

展示資料:PDF版(475KB)