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第223回企画展示
京都 上賀茂神社と加賀・能登
期間:平成27年9月11日(金曜日)から10月29日(木曜日)
場所:閲覧室(3階)

 京都市北区に鎮座する世界文化遺産 上賀茂神社(正式名称:賀茂別雷神社)では、今年、式年遷宮(以下、遷宮)が行われています。遷宮とは、定期的に神社の建物を建て替えたり、修理したりすることで、平成26年(2014)には伊勢神宮(三重県)で、20年に一度の遷宮が行われました。上賀茂神社では21年に一度遷宮が行われ、現在、江戸時代に造られ、国宝や重要文化財に指定されている神殿などを修理する作業が進められています。  そうした遷宮が行われている上賀茂神社と加賀・能登(現在の石川県)は、深いつながりがあります。かつて、中世(平安時代後期〜戦国時代)には、上賀茂神社の荘園(社領)として、加賀に「金津荘」、能登に「土田荘」・「桃浦」が存在し、そこに住む住民たちは年貢を同社に納めていました。そして、上賀茂神社には、その年貢に関係する書類や住民らから送られた手紙などの古文書が、数多く残されています。また、荘園がなくなった現在でも、京都三大祭りの一つである葵祭の中に、「金津荘」・「土田荘」の痕跡が残されています。  本企画展示では、当館に所蔵されている史資料を中心に、上賀茂神社と加賀・能登のかかわりについて、紹介します。

展示資料:PDF版(2.81 MB)