石川県立図書館協議会 平成28年度報告
石川県立図書館協議会委員名簿 平成28年7月26日現在
区分 | 氏名 | 役職名 |
---|---|---|
学校教育及び 社会教育関係者 |
久川 裕恵 | 石川県読書会連絡協議会副会長 |
中板 睦子 | 石川県婦人団体協議会副会長 | |
前野 千恵子 | 石川県公共図書館協議会理事 | |
米倉 敏広 | 石川県学校図書館協議会会長 | |
家庭教育関係者 | 浅賀 千鶴 | 石川子ども文庫連絡会代表 |
幽経 華菜子 | 石川県PTA連合会副会長 | |
学識経験者 | 小杉 善嗣 | (株)金沢シール取締役会長 |
髙田 良宏 | 金沢大学総合メディア基盤センター准教授 | |
吉道 悦子 | 金沢工業大学基礎教育部教授 | |
計 | 9名 (男3名 女6名) |
平成28年度(第1回) 石川県立図書館協議会報告
日時
平成28年7月28日(木曜日) 13時30分から15時30分場所
石川県立図書館 2階 県民交流室出席者
【協議会委員】 8名【事務局】 石川県立図書館館長 外6名
会議の概要
(1) 石川県立図書館協議会会長の選出について(2) 平成27年度事業実施状況について
(3) 平成28年度図書館組織及び職員配置について
(4) 平成28年度運営方針及び重点事項について
(5) 平成28年度事業計画及び実施状況について
(6) 当初予算の概要について
委員からの主な意見・要望等
- TwitterやFacebookの導入について意見があってから、半年間という早さで導入されたことは良かった。さらに、Facebookへ単にアクセスするだけに終わらず、そこからまた広がるような形にしていってほしい。
- 大人のビブリオバトルを開催するにあたって、「バトル」という言葉のひびきに引っかかりがあった。実際、ビブリオトークにしたところ、話す力・聞く力がともにある方たちの間では盛況であった。
- 最近の大学生には、まずネットで検索することを伝えており、検索したうえで蔵書がないと図書館へ来ない人もいる。図書館に来る人と、検索を利用した人は別ということがある。ネットで検索した人のうち、どれだけの人が実際に借りにきているのか、アンケートをとってみてもよいのではないか。
- 重点目標について数値化するだけではなく、実際にどれだか充実したかを自己評価できると良い。
- 「図書館をたのしもう」など人気のある講座は、開催回数を増やしていく方向で検討していだだくと、さらに親子で参加できる機会が増えるので良い。また、次年度の講座を計画する際には、今年度の開催時期について検討した上で、必要があれば見直しがあると良い。
- 学校図書館支援に関し、「読書の質」をあげるような支援をしていってほしい。学校の図書館司書に対しても、県立図書館が関わっていくという役目も果たしてほしい。
- 今後、県立図書館のもつ役割が議論され、それにともない県立図書館の業務が精査されていくのではないか。市町の図書館と重なる部分があるので、県立図書館が何に重点を置いていくのかを大いに議論していってほしい。そこで、外部評価が大切になってくると思われる。
平成28年度(第2回) 石川県立図書館協議会報告
日時
平成28年10月3日(月曜日) 13時30分から15時30分場所
石川県立図書館 2階 県民交流室出席者
【協議会委員】 8名【事務局】 石川県立図書館館長 外5名
会議の概要
(1) 事業実施状況について(2) その他
委員からの主な意見・要望等
- 図書館作成のポスターをもっと人を呼び込めるようなものにした方が良い。
- チラシ等による広報については、費用がかかることもあり、TwitterやFacebookをもっと活用した方が良い。
- 新館建設に際して、一番大切なのはコンセプトである。より良い図書館を作るためには、図書館司書の知恵が必要。
- 新館は、館内の動線を考えて作って欲しい。
- 図書館関係の講演を聞く機会があり、公共図書館にとって施設や蔵書のあるべき姿も大切であるが、何よりも大事なのは人の配置と強調されたのが、印象に残った。
平成28年度(第3回) 石川県立図書館協議会報告
日時
平成28年12月20日(火曜日) 13時30分から15時30分場所
石川県立図書館 2階 県民交流室出席者
【協議会委員】 6名【事務局】 石川県立図書館館長 外8名
会議の概要
(1) 事業実施状況について(2) その他
委員からの主な意見・要望等
- 10月に石川県ふれあい昆虫館と連携して、第3回図書館をたのしもう「むしはともだち」を開催したが、これからもいろいろな施設と連携して、小さい時から科学に親しむことができる取組みをしてほしい。
- 新しい県立図書館については、検討委員会で話が進んでいるようだが、一般県民の思いが反映されたものになってほしい。
- 県立図書館は、市町立図書館や学校図書館とは別の役割を担っていることを認識した上で、日本あるいは世界全体の視野を持つべきだと思う。
- 新しい県立図書館に望むのは、建物でも設備でもなくて、県立図書館の司書に聞けば何でもわかるというぐらいの人を揃えること。最も力を入れてほしいのは、人材育成である。
- 県立図書館のあるべき姿は、市町立図書館との関係性をもう少し詰めて考えなければならない。県立図書館は、市町立図書館に対して、資料と人材を持ってきちんとサービスをするという母屋の働きを持っていると思う。
平成28年度(第4回) 石川県立図書館協議会報告
日時
平成29年3月10日(金曜日) 13時30分から15時30分場所
石川県立図書館 2階 県民交流室出席者
【協議会委員】 7名【事務局】 石川県立図書館館長 外6名
会議の概要
(1) 平成28年度事業実施状況について(2) 平成29年度事業計画について
(3) その他
委員からの主な意見・要望等
- レファレンスサービスの充実はすばらしいと思う。しかし、一般県民はもちろん様々な機関の職員も図書館でレファレンスサービスをしていることを知らない。県民だけでなく、県民から問合せがあるような機関にもレファレンスを周知すると良いと思う。
- 科学者が書いた文章にもいいものがある。石川県には多くの偉人がいる。そのような人たちの文章も伝えられたらいいと思う。伝統文化だけでなく、科学の視点からも図書館の企画を考えてほしい。
- 県内図書館のネットワークが行き渡っており、県民は市町の図書館を通して県立図書館とつながっている。今までのサービスも充実しているが、それに加えて、新しい図書館になっても今までのサービスを続けられるスペースなどを確保してほしい。
- これからの図書館には、静かなスペースも必要だが、利用者同士で本をすすめあったり、議論したりするスペースも大切である。新図書館では、グループ学習室を作るのではなく、静かな空間の方を作ってほしい。書架の前で議論できる閲覧室になるといい。
- 検索システムについては、図書館の蔵書に加えて、古文書や写真資料なども一括で検索できるしくみもあるので、新図書館に向けてぜひ実現してほしい。
- トップページ
- ABOUT 図書館の運営・刊行物・お知らせ
- 石川県立図書館協議会
- 石川県立図書館協議会 平成28年度報告