石川県立図書館協議会 令和2年度報告

石川県立図書館協議会委員名簿  令和3年7月14日現在
区分氏名役職名
学校教育及び
社会教育関係者
神田 和明石川県公共図書館協議会 副会長
(小松市立図書館 館長 兼 南部図書館 館長)
久川 裕恵石川県読書会連絡協議会 副会長
西田 頼子石川県婦人団体協議会 副会長
中川 佳美石川県学校図書館協議会 会長
(金沢市立長田町小学校 校長)
家庭教育関係者臼井 ゆかり石川子ども文庫連絡会 代表
中宮 美峰石川県PTA連合会 副会長
学識経験者髙田 良宏金沢大学学術メディア創成センター
学術システム部門 准教授
吉道 悦子金沢工業大学教育支援機構 教授
8名 (男2名 女6名)

令和2年度(第1回) 石川県立図書館協議会報告

日時

令和2年7月28日(火) 13時30分~15時10分

場所

石川県立図書館 2階 県民交流室

出席者

【協議会委員】7名
【事務局】石川県立図書館館長 外8名

会議の概要

(1) 新型コロナウィルス感染症への対応について
(2) 令和元年度事業実施状況について
(3) 令和2年度図書館組織及び職員配置状況について
(4) 令和2年度運営方針及び重点事項について
(5) 令和2年度事業計画及び実施状況について
(6) 令和2度当初予算の概要について
(7) その他
  • 危機管理マニュアルについて
  • 新県立図書館整備について

協議会委員からの意見・要望等

  • 新型コロナ対策として、積極的に早い時期から動画配信したり、一部開館したりするなど頑張っている。
  • 昨年度の図書館大会での記念対談の動画配信は大変好評で、沢山の人に見てほしく、もっと宣伝したほうがよい。
  • 今後も動画配信の企画等を準備しておくと、緊急事態宣言の際などに活用できるのではないか。
  • 県政出前講座「ビブリオバトルをやってみよう!」を子ども文庫連の勉強会として利用してみたい。
  • 学校図書館支援サービスを利用していない学校が新たに登録するような、とっかかりとなる取組があればよい。

(新図書館整備について)

  • 子どもが階段の手すりからすり抜けて落ちるような危険がないようにしてほしい。
  • 様々な人が来館できるように、公共のバスが図書館前まで行ってほしい。
  • 広い図書館となり気持ちが良いと思うが、職員の方は大変になるだろう。
  • 色々なコミュニケーションや議論ができる空間と静かに本を読める空間の棲み分けができるとよい。

令和2年度(第2回) 石川県立図書館協議会報告

日時

令和2年10月19日(月) 13時30分~15時10分

場所

石川県立図書館 2階 県民交流室

出席者

【協議会委員】8名
【事務局】石川県立図書館館長外10名
計19名(委員8名、説明員10名、記録1名)

会議の概要

(1) 令和2年度事業実施状況について
(2) 新石川県立図書館について
(3) 珠洲市民図書館について
(4) その他

協議会委員からの意見・要望等

  • 今後は、読み聞かせなど対面で行うものとオンラインで済むものを分けて考えていく必要があると思う。
  • 図書館が「本の糸綴じ」の動画をYouTubeに配信したということだが、是非視聴したい。
  • 今後新たに配信を予定しているYouTube動画に関心がある。

(新図書館整備について)

  • 壮大な夢のある図書館だと思う。
  • 小グループで利用できる部屋があるというが、「読書会」の利用方法などについて検討してほしい。
  • 新図書館と美大との間のアクセス道路が常時通行できるなど、利便性の高いものであってほしい。

(珠洲市民図書館について)

  • よく考えられた図書館となっており、行ってみたくなった。
  • 和室は座卓になっており、高齢者にとっては座りにくく、椅子の方が利用しやすいと思う。
  • お話しルームは他の利用者の声が聞こえないような配慮がされており、素晴らしい

令和2年度(第3回) 石川県立図書館協議会報告

日時

令和2年12月14日(火) 13時30分~15時10分

場所

石川県立図書館 2階 県民交流室

出席者

【協議会委員】8名
【事務局】石川県立図書館長外9名
計18名(委員8名、説明員9名、記録1名)

会議の概要

(1) 令和2年度事業実施状況について
(2) withコロナ時代の図書館について
(3) その他

協議会委員からの意見・要望等

  • 県立図書館のコロナ対応は県内でも優れており、県民の読書機会の確保に頑張った。
  • 2000年以降SARS、MARS, コロナと続いてきたwith感染症時代に、これからは図書館として何か手立てを考える必要がある。
  • オンラインによる会議や講習会については、参加者が発言しやすくなる半面、現実の場には賑わいがなくなるなど一長一短がある。
  • 図書館も来館型、非来館型の両方の良いところを取り入れるのが良い。
  • 今回伺った、図書館実務講習会の講義にあったように、図書館のあり方については住民が考えるものである。
  • 将来的に電子資料の貸出が導入された場合、図書館での経費増額や利用者負担がどうなるのか心配である。また、高齢者の端末機器の保有や機器操作に不安がある。
  • 図書館大会は多くの方が参加し内容も良かったが、大会自体が誰を対象にしたものか分かりやすくPRするとさらに良い。

(新図書館について)

  • 図書館が知事部局の所管になっても、公共図書館と学校図書館の連携をより一層望んでいる。
  • 新図書館でも図書費をしっかり確保してほしい。

令和2年度(第4回) 石川県立図書館協議会報告

日時

令和3年3月4日(木) 13時30分~15時00分

場所

石川県立図書館 2階 県民交流室

出席者

【協議会委員】8名
【事務局】石川県立図書館長外9名
計18名(委員8名、説明員9名、記録1名)

会議の概要

(1) 令和2年度事業実施状況について
(2) 令和3年度の新図書館開館に向けた動きについて
(3) 令和3年度運営方針及び重点事項について
(4) 令和3年度事業計画について
(5) その他

協議会委員からの意見・要望等

  • 池澤夏樹講演会は、新型コロナ拡大防止のため人数制限されたので、参加できなかった方のための動画配信が可能であればよかった。
  • 現図書館は10月に閉館ということだが、学校図書館支援サービスがいつ頃から利用できなくなるのかを適切な時期に学校に案内してほしい。
  • 横断検索数の増加ばかりか、再開後の貸出冊数が増加したということから、ウィズコロナ時代においては、本とデジタルの両側面を持つ図書館が益々活躍できると思う。新図書館でも期待している。

(新図書館について)

  • 外国語での案内のチラシなどあれば外国人の助けになると思う。小さなボランティアグループの協力により、重要なことを知らせるニュースレターなどを発行できれば理想である。
  • 館内では一般的なレベルの案内を英語でも表示できればよい。
  • 来館する外国人に対しては、翻訳して会話できるスマホのような機器を使う手がある。