渓西野譚(ケイセイ/ヤタン)

• 資料の種別: 図書
• 著者名等: 李/羲準‖著(イ,フィジュン)
• 著者名等: 李/羲平‖著(イ,フィピョン)
• 著者名等: 梅山/秀幸‖訳(ウメヤマ,ヒデユキ)
• 出版者: 作品社／東京
• 出版年: 2016.12
• ページと大きさ: 671p／20cm
• 分類: NDC8 版：929.13
• 分類: NDC9 版：929.13
• 分類: NDC10版：929.13
• 内容細目: 李彦世の剛直 ; 兵使・李逸済の勇力 ; 眼鏡箱に書かれた予言 ; 神医、金応立 ; トッケビの新郎 ; 下僕に粥を食べさせた観察使 ; 趙監司と深夜の快漢 ; 正祖に直諫した金【イク】 ; 恩愛を知る鵲 ; 谷山の妓生・梅花 ; 宦官の妾の頼みを断った李生 ; 暗行御史の柳誼 ; 老年の達官 ; 栄川の朴氏女の事件 ; 嶺南伯・金相休の啓跋の辞 ; 妻を失った人の詩 ; はったり屋の題主 ; 糸巻きの鬼神 ; 平壌の妓生が忘れない二人の男子 ; 江界の妓生の異常な守節 ; 判書の金応淳の逸話 ; 異人、郭思漢 ; 楊兄弟の母親の智恵 ; 忠臣と忠僕 ; 六十歳、晩婚の奇縁 ; 李忠武公を助けた小室 ; 李如松と日本の剣客 ; 中国亡命客の報恩 ; 入れ代わった新郎 ; 妻としての道理を全うして自決した烈女 ; 許生 ; 宰相の閔百祥の恩愛をこうむった金大甲 ; 活人の報答 ; 映月庵の怨魂 ; 婢女を助けた新婦 ; 乱を予見した怠け者の婿養子 ; 緑林の豪傑に剣術を習った林慶業 ; 天下の一色を得た李如松の訳官 ; 虎を退治した李【ウ】 ; 冥府で返した孫への恩恵 ; 倭乱を予見した賢い嫁 ; 未納の税を立て替えた意気 ; 済州牧使に殺された琉球国の王子 ; 内侍の妻と通じた余徳 ; 鉄令公・金【クィン】 ; 鄭希亮を殺して恨みを晴らした李偶芳 ; 李麟佐の乱に漁夫の利を得た公 ; 牛に乗る尹心衡 ; 五台山の僧とたたかう李如松の後裔 ; 英祖の私廟の行啓に反対した趙重晦 ; 李鼎輔が出会った異人 ; 捨てられた前妻の子どもたち ; 方外の人、趙泰万 ; 李益著の奇行 ; 寡婦となった娘を再婚させた宰相 ; 洪国栄の薄徳 ; 洪鳳漢を陥れた金亀柱 ; 孝宗が使った投壺 ; 訳官の洪純彦の意気 ; 尹拯の師への裏切り ; 老論と少論に分かれた一家の内紛 ; 宰相たちと交遊した奴の徐起 ; 洪命夏の婿暮らし ; 名医の柳常 ; 三司の弾劾と党色 ; 試官を騙して登科したソンビ ; 洪景来の乱 ; 恩恵に対して仇で返した武人 ; 殺人強盗を捕まえた子ども ; 役人の背倫を罰した李秉泰 ; 死者に慎重な判決 ; 禁酒令に背いたソンビと柳鎮恒 ; 奴の禹六不 ; 妹の婿を蘇らせた挽歌 ; 楊士彦の母親 ; 端宗が取り持たれた縁 ; 妓生の一朶紅 ; 据え膳を食わずに死を免れた洪宇遠 ; 行李作りの白丁の婿になった李長坤 ; 虎から新郎を救った新婦 ; 閻魔大王になった金緻の神妙な占術 ; 主人の敵を討った忠婢 ; 禹夏亨を出世させた汲水婢 ; 書物で代用した祭祀の机 ; 西厓・柳成竜の阿呆な叔父 ; 許弘の治産 ; 田舎の老人に懲らしめられた李如松 ; 戦乱を予見した金千鎰の妻 ; 人品を見抜いた妓生 ; 五人の老処女の太守遊び ; 客店で会った処女の寡婦 ; 雪夜に現れた平壌の妓生 ; 李浣と朴鐸 ; 処女の幽霊の恨みを晴らした趙顕命 ; 清廉な官吏と召し使い ; 都書員になって富裕になった両班 ; 孕んだ子を証明した手記 ; 牛黄でもうけた済州牧使 ; 成宗と南山のソンビ ; 鵲ごっこで登第した老ソンビ ; 成宗の夢と科挙及第 ; 自身の寿命を削って与えた鄭北窓 ; 月沙夫人の婦徳 ; 虎に食べられようとする処女を救った徐敬徳の智恵 ; オランケを感服させた朴曄 ; 道術でヌルハチをやっつけた朴曄 ; 朴曄と虎の禍を免れた少年 ; 千人を殺した朴曄 ; 癸亥反正と朴曄の選択 ; 郷吏が霊夢を見て残した鄭忠信 ; 奴僕を功臣に仕立て上げた妻 ; 鄭忠信を馬医扱いにして恥をかいた宰相 ; 鬼神を追い払った鰲城 ; 月沙・李廷亀と中国文人の王世貞 ; 【フ】馬の恨 ; 盗賊の頭目となった友人 ; 孝宗を揶揄した兵士 ; 棍棒で打たれた副提学 ; 王さまと台諫 ; 姦夫を殺した報恩で及第したソンビ ; 金三淵兄弟の母親 ; 妻を亡くして同病相哀れむ ; 趙文命の器を見抜いた兪拓基 ; 雪岳山の永矢庵と金昌翕 ; 盗賊の頭になったソンビ ; 酒を好んだ閔鼎重と維重兄弟 ; 貧しい婿を選んだ申【イム】の人を見る眼 ; 太守の馬鹿息子を教えた大師 ; ともに一人のソンビの妻になった三人の女ともだち ; 主人の薬鉢を蹴った部下 ; 辛壬の士禍を免れた金銖の観相術 ; 応榜の宴会を準備してやった張鵬翼 ; 気難しい李聖佑と役人の機知 ; 厳しい妻の嫉妬を逃れた平壌の妓生 ; 姦通した妓生と通人に下った懲らしめ ; 土亭・李之【ハム】の神術 ; 殉国した後も家を見守った李慶流 ; ぼろぼろの衣服を気に掛けない李秉泰 ; 清白吏の文清公 ; 少論の朴文秀を圧した老論の李台重 ; 王家の外戚を罷免した李台重 ; 貧しい都令を婿入りさせた朴文秀 ; そそっかしい蔡紹権 ; 詩で暗示した仁祖反正 ; 妓生の動人紅 ; 学業を放棄して富豪になったソンビ ; 韓石峰と油売り ; 顕達した人の詩 ; ムダンを罰した南春城 ; 大提学の実用文 ; 夫人の腹と三人の子の運数 ; 金慎斎の禁欲 ; 馬鹿げた武人の詩 ; 乞食詩人 ; 金の圏子を下賜された奴 ; 閔趾斎の背中の相 ; 張顕光の磊落な人品 ; 金始振の人を見る眼 ; 祀堂を再建した陰徳 ; 真実の友人の条件 ; 改名訴訟 ; 名前でできた成語 ; 老校生の講経風景 ; 篤実な山寺での学問 ; 孝感泉 ; 指を切って父の病を治した息子 ; 無礼にも泰然としていた丁玉亨 ; 賤しい婢から生まれた大提学の宋翼弼 ; 辛辰と壬寅の年の士禍と趙泰采 ; 北伐の名分と現実性 ; 孝宗の服制で死んだ宋時烈 ; 恵慶宮の寿宴 ; 金鍾秀と沈煥之 ; 沈煥之の残虐さ ; 純祖のお妃選びを巡る対立 ; 尹游の漁色の手並み ; 兵曹判書よりいい平壌監司 ; 尹弼秉の及第の徴候 ; 台諫の兪拓基 ; 武粛公・張鵬翼 ; 大将の申汝哲の胆力 ; 光海君の落点の方法 ; 成宗の女人 ; 功臣録に載った姦臣の具寿永 ; 柳雲と奸徒 ; 洪暹と許兄弟 ; 宣祖の叡智 ; 宣祖の翁主教育 ; 役人の金忠烈の上疏 ; 権【ピル】の筆禍と詩讖 ; 許筠の悪行 ; 光海君の廃世子 ; 済州島に流された光海君 ; 馬の徳によって復権する ; 孝宗の報復 ; 親の喪中の肉食 ; 壮元及第の五人の宰相 ; 李【ゲ】と成侃の死 ; 宗室の李定の臨終詩 ; 魚氏の賜姓の来歴 ; 虎が助けた穆祖 ; 魚水堂に隠れた光海君妃 ; 鬼神の官職の予言 ; 鬼神の官職の予言 ; 崔恒の夫人の見識 ; 風水地理を信じない魚孝瞻 ; 東京狗 ; 太宗の器を見抜いた河崙の観相法 ; 飢え死にをした大君の相 ; 琉球国の使臣の観相法 ; 中国の占い師の占い ; 李長坤と占い師 ; 仁祖反正を予言した詩 ; 死を予言する詩 ; 島からの帰還を予言する詩 ; 蒿冠と高冠 ; 名前と運命の符合 ; 南斗柄を死なせなかった亡父 ; 南袞の柳子光伝 ; 沈【エク】の寿命と富貴と子孫の福 ; 監司の盗賊への呪詛法 ; 金富軾と鄭知常の詩才の争い ; 背丈は小さくとも ; 金守温の観相法 ; 戸曹の火の玉 ; 鄭澈の諧謔 ; 李洪男の弁舌の才 ; 柳克新と柳色新 ; 朱之蕃 ; 妓生に髪の毛を切って与える ; 柿と餅が少ない ; 仲仁父 ; 商山三皓 ; 元の美人の節義 ; 甲子士禍を予見した李世佐の夫人 ; 絶世の美人の紫洞仙 ; 三人の差備 ; 天官女 ; 旅窓の客愁 ; 老兵士と幼い妓生 ; 死んで息子に会いに来た任絖 ; 義城館の詩 ; 夢に現れたスッポン ; 公平な遺産分与 ; 李陽元の家規 ; 大臣を罰する厳しい父 ; 奢侈を禁じる家規 ; 黄喜の人品 ; 逆賊も降伏した尹子雲 ; 許琮の度量 ; 経筵での弾劾 ; 経筵での弾劾 ; 弾劾の公と私 ; 弾劾の公と私 ; 叛奴の崔奇男 ; 李溟の英知 ; 定宗と朴錫命 ; 三上か三中か ; 宗学がつらい宗親 ; 破れた扇子 ; 兄弟の体型 ; 鄭澈の名言 ; 曺彦亨の意気 ; 金命元の奔放さ ; 宰相の柳寛の人品 ; 韓明【フィ】の一家の家風 ; 清廉な兄と貪欲な弟 ; 鄭鵬の清廉ぶり ; 鄭鵬の清節 ; 南在の用意周到さ ; 安坦大の用意周到さ ; 楽善君の用意周到さ ; 洪允成の謹厳さ ; 風流児の青楼詩 ; 朴【ホ】の詩才 ; 作詩で婿を選ぶ ; 幼い呉道一の詩の才 ; 娼妓の廃止 ; 規則を順守する官吏たち ; 疑わしい慟哭の声 ; 公主の願いを拒絶した李浣 ; 正月十五日の薬飯の由来 ; 歳時風俗 ; 屠蘇酒 ; 橋を渡る ; 油蜜果 ; 科挙の実施法 ; 三場での壮元 ; 三場での末尾 ; 二つの壮元を逃した金安国 ; 二等の恨み ; 科挙場の嫌疑を避ける ; 落講の軍卒に下された賜題 ; 崔演の美しい容貌 ; 吏曹判書を二度も辞退した李元翼 ; 大提学になしえない鄭斗卿 ; 洪逸童の気概 ; 成宗の臣下への愛 ; 酒に酔った臣下への礼遇 ; 婿の叔父を罰する ; 田舎の校生と成均館の主簿 ; 許格の節慨 ; 良家の娘に良家の息子 ; 申用漑の風流 ; 承文院の権知と正字 ; 酔中の作詩 ; 詩作を妨害した鶏 ; 鄭斗卿の詩才 ; 貧しかった金守温 ; 孫比長と糸比長 ; 洗面を嫌った李【ヘン】 ; 天文を過信する
• ISBN: 978-4-86182-613-9
• 価格: ¥3800
• タイトルコード: 1000001001325
• 内容紹介: 19世紀初め、李朝末期、動乱の歴史に飲み込まれていく朝鮮社会の裏面を描いた歴史的古典。支配階級である両班の生き方、心のありよう、さらに下層の多様な人々の生き方を活写した、当時の説話・噂話312篇を編纂したもの。
• 著者紹介: 1775〜1842年。朝鮮後期の文臣。
• 著者紹介: 1772〜1839年。朝鮮後期の文臣。