2024/06/17
資料の種別。 |
図書。
資料情報のコピー
|
書名。 |
イスラム帝国夜話 上(イスラム/テイコク/ヤワ)。
|
著者名等。 |
タヌーヒー‖[著](タヌーヒー)。
|
森本/公誠‖訳(モリモト,コウセイ)。
|
出版者。 |
岩波書店/東京。
|
出版年。 |
2016.12。
|
ページと大きさ。 |
14,527p/22cm。
|
内容注記。 |
内容:死者に噓つく要はなし 本当の利益とは何か 宰相の寛大さをバルマク家にたとえる 貧すれば鈍する 成り上がりだが無類の気前よさ イブン=アルジャッサースが莫大な科料に処せられる 宰相の首のすげかえ金次第 靴音さえ気遣う 高級軍人の遺産の壺 気前のよい男とはこんなもの 高等官吏は技術だけでは務まらぬ 威厳の示し方 孫にも威厳を見せる 屈辱へのお返し 馬子にも衣裳 対東ローマ外交の持ち駒は 国を越えた慈善の交換 宰相閣下は太っ腹 法の番人でも度量は広い 風変わりな震え字の書き方 弟に公文書を偽造された宰相 国家の歳入激減せり 受けた恩義は万倍にして 本当の雅量とはこんなもの 横領した公金を帳消しに ほか258編。
|
分類。 |
NDC8 版:929.763。
|
NDC9 版:929.763。
|
NDC10版:929.763。
|
内容細目。 |
死者に噓つく要はなし ; 本当の利益とは何か ; 宰相の寛大さをバルマク家にたとえる ; 貧すれば鈍する ; 成り上がりだが無類の気前よさ ; イブン=アルジャッサースが莫大な科料に処せられる ; 宰相の首のすげかえ金次第 ; 靴音さえ気遣う ; 高級軍人の遺産の壺 ; 気前のよい男とはこんなもの ; 高等官吏は技術だけでは務まらぬ ; 威厳の示し方 ; 孫にも威厳を見せる ; 屈辱へのお返し ; 馬子にも衣裳 ; 対東ローマ外交の持ち駒は ; 国を越えた慈善の交換 ; 宰相閣下は太っ腹 ; 法の番人でも度量は広い ; 風変わりな震え字の書き方 ; 弟に公文書を偽造された宰相 ; 国家の歳入激減せり ; 受けた恩義は万倍にして ; 本当の雅量とはこんなもの ; 横領した公金を帳消しに ; 大金贈与の約束は仲介料の得られる地位で ; 恩義のお返しは仲介料の得られる地位で ; 宰相の決裁を得るには気遣いが ; 宰相への嘆願書は社会的弱者のため ; 嘆願書の煩わしさを諫める ; 預言者の家系も品位は地に落ちた ; 預言者の末裔も憐れなもの ; お堅い法官でさえ青春はあった ; アリー家出身者が誇らしく詠う ; ティグリス川を詠む ; リュート弾きを皮肉る ; ビシュル=ブン=ハールーンが諷刺の詩を詠む ; アブー=ナスルをビンスとあだ名するわけ ; 有名な学者に臆することなく ; 機転で窮地を脱する ; 機知は身を救う ; なぞかけでスーフィー行者をからかう ; スーフィー行者の詩はよくわからぬ ; 物売りの少年とのやり取り ; 人それぞれにふさわしい言葉で ; 太守の寛容を称える詩 ; 指勘定の仕方と人の一生 ; インドの遊女は国王にも進言できる ; 賢人たちにインドの王は尋ねる ; 情けを掛ける ; 口論に巻き込まれる ; 運と不運との分かれ道 ; バッバガーの詩 ; 貧しい人、困っている人への施し方 ; 母親への孝養は食卓でも ; 機知は富むが不遜な説教師 ; 氷売りスライマーンの幸運 ; カリフ-ムクタディル時代のバグダードの繁栄 ; 厳罰でなく温情をかけるべし ; 宮仕えはつらきもの ; 怒りの拳の落としどころ ; 臣下は君主の激情をなだめるもの ; 叛乱者には極刑の報いあり ; 我慢はどこまでできるか ; 一風変わった極刑 ; 叛乱者の望んだままの極刑を ; 悪知恵を働かせる憎めない泥棒たち ; 神秘家の不思議には裏がある ; ハッラージュの異端審問 ; ハッラージュのまやかし ; ハッラージュの著述 ; バスラの碩学ブーミニー ; ハッラージュについてのジュッバーイーの見解 ; ハッラージュ信奉者の信条 ; 美田は息子のためならずや ; 遺産の速やかなる費消法 ; 浪費癖から立ち直った遺産相続人 ; 改悛すでに遅し ; 金遣い、その気になれば早や無一文 ; 歌姫買いは人生勉強の授業料 ; 歌姫買いはお高くつきますよ ; 同性愛の若者の言葉 ; 同性愛者の奇妙な関係 ; 生まれの幸運に背を向ける ; 指導的人物への書簡文はいかように ; 名前になった語句の忌避 ; 大総督もほれた女には取り繕う ; 市井の人でもかつての遊びは桁外れ ; どんな生き物の魂も正しく導かれる ; 猿の知恵 ; 熊にまつわる話 ; どんな動物の肉でも食べる総督 ; 借金主、九死に一生を得る ; いっぷう変わったライオンの捕獲法 ; 私領地争いは命懸け ; 一税務官吏が信仰に目覚める ; 当世アラブ騎士の理想像 ; 司法の乱れは国家滅亡の最初の兆候 ; 商人出身法官の清貧 ; 醜聞のある人物に法官たる資格はない ; 法官の地位もみくびられたものになった ; 新しい叙任に、民衆はつねに驚きいぶかしがるもの ; 神の掟はワクフ以外も無限に ; カリフの宦官といえども奴隷は奴隷 ; 公証人の資格は並大抵のものではないぞ ; 大法官の諭し方はこんなもの ; 人を迎え入れる心遣い ; 宰相官邸はしきたりの厳しいところ ; のちの大法官もかつては貧乏学生 ; 疑わしきは罰せず ; 大法官アブー=ユースフの遺産 ; いかにして法官になったか ; 徳ある宰相の計らい ; 小さな得は大きな損 ; 法学派によっては誰もが証人になれる ; あわて者の高官 ; 笑いを取ってカリフの侍臣に ; 賭け事に負けたカリフの粋な計らい ; カリフの権威をかさに、世間を甘く見てはならぬ ; 恋はお高くつきますよ ; 文法家の内弟子となって学ぶ ; 時は流れながれて ; カリフ-ムクタディルは愚か者か ; ムクタディルの悲憤慷慨 ; 息子が浪費家のカリフになると予言する ; ムクタディルの母后の無駄遣い ; ムクタディルの無駄遣い ; カリフ-ラーディーの無駄遣い ; ラーディーは諸事万端にわたっての最後のカリフ ; カリフ-ムタワッキルの無駄遣い ; 奴隷商人アブルアッバース ; 意表をついて絶品を手に入れる ; 義を見てせざるは勇無きなり ; 統治は細心の注意で ; 蟻の穴から堤も崩れる ; 天下の難事は必ず易きよりなる ; 従臣のいたずら心にも厳しく ; 酷政と仁政とのはざま ; 寵臣に機略で富を ; いたずらな横恋慕が招いた悲劇 ; 殺人事件を飼い犬が暴く ; 用心がかえって仇に ; 幸運な財宝の発見 ; 莫大な報償金よりも漁業権を ; ダイラム人族長が商人出身のオマーンの支配者を襲撃 ; バグダードの治安は乱れたり ; 公衆に丸見えで売春させた無頼の館 ; 極度の物価騰貴が招いた悲劇 ; 太守を称えるバッバガーの詩 ; 都から来た法官の気位の高さ ; 法官と税務長官との対立 ; 地元の長の深慮遠謀に中央官僚も顔負け ; 法官ムハンマド=ブン=マンスールの男気 ; 暴虐を行なった徴税官への懲罰 ; 法の番人と権力保持者 ; 法官のしゃれた表現 ; 書記官僚の派閥抗争 ; 派閥抗争に弁舌は武器 ; 残すべき遺産は真の友 ; 宝石の相場を下げさせたカリフの知恵 ; 逆境における真の価値 ; 母の一口の喜捨が息子を救う ; 恐怖のあとの幸運 ; 弟を監禁したハムダーン朝太守への諫めの書簡 ; ヤフヤー=アズディーの詩 ; 別離の寂しさを詠む ; ある法官への賛辞 ; カリフ臨席の結婚式における大法官の気遣い ; カリフへの法意見の御進講 ; 歌姫に入れあげた部下への宰相の粋な計らい ; カリフの寂しい最期 ; オオトカゲがカリフの遺体から両目を食べる ; 義母を残忍な拷問にかけたカリフ ; 人は見かけだけで判断してはならぬ ; 法官アブー=ウマルの英知 ; 法官アブー=ウマルの裏わざ ; 毒消しのまじない ; できものの腫れを引かせるまじない ; 危機一髪、祈りが通じたか ; ブワイフ朝君主も少年時代は極貧生活 ; ブワイフ朝の重臣もかつては貧窮生活 ; 貧者だからといって蔑んではならぬ ; 大火も原因はちょっとしたこと ; 政敵を蹴落とすには ; 口は禍のもと ; 法官と経済検察官との確執 ; 情は人の為ならず ; 父の寵臣であっても、息子の扱いは別 ; 善意で引き受けても商売のうち ; 娘の不義の相手を責めるだけでは片手落ち ; 実力者の命令でも筋は通すべし ; 実利のある宰相職を求めて ; 宰相とは危険な仕事 ; 大望を抱いている者はその危険も大きい ; 政争に敗れた前宰相は哀れなもの ; 熱湯に手を入れても火傷せぬ ; あるスーフィー行者の奇行 ; 長時間使用に耐える巨大蠟燭 ; 信仰にまつわる変わった出来事 ; 記憶力抜群のいたずらっ子 ; 記憶力抜群の乞食 ; タヌーヒーの父も抜群の記憶力の持ち主 ; 神に祈ってコーランの暗記に励む ; スーフィー行者が説く人生の糧 ; 君主の教訓 ; 自分のことは自分で始末しろ ; 新任法官への諷刺詩 ; 褒美をくれない宰相への諷刺詩 ; 一編の詩で担保の宝飾品を取り戻す ; 蝿を追い払うことのできる不思議な石 ; 宝石売りに危険は付き物 ; ある貿易商人の知恵 ; 訴訟で法官を出し抜いた女の知恵 ; 負債を否定し、宣誓を拒絶した男 ; 言葉は知ったつもりで使うでない ; 公証人たるものの心構えとは ; 女郎屋のなかの女郎屋 ; とんだ書きまちがい ; 食い物にけちな徴税官を甥がやり込める ; 王者の観察眼 ; ちょっとした機転とおねだりでひと財産 ; 詩人の悪ふざけ ; 詩趣のわかる追剝ぎ ; ふざけた人たち ; 因果はめぐる ; 宰相ムハッラビーの書簡 ; 機転を利かせて過激派の襲撃を免れる ; ムウタズィラ派の振舞い ; コーラン創造説をめぐる逸話 ; 二人の著名な学者が同日に亡くなった ; 夜討ち朝駆けの就職運動 ; 身のほどを忘れて宰相をなじった結末は ; 危機一髪に祈りは有益か ; 返り咲きの宰相への頌詩 ; 女性による辛辣な諷刺 ; 殉教者フサインの母の悲しみ ; 失業法官の神への祈り ; 殉教者フサインの子孫討伐者に対するシーア派感情 ; 夢のなかの預言者のお告げ ; 夢のなかで詩を暗記する ; いったん出された主命をいかにして撤回させるか ; 世知辛い世になったもの ; ハムダーン朝太守アブー=タグリブへの祝辞 ; 再婚する母の息子を慰める書簡 ; 麻痺の少女に起こった奇跡 ; 公証人の資格とは ; チェス指しの説くチェスの効用 ; 貧すれば鈍する、それが当世気質 ; 友人も立場変われば敵同士 ; 夢に現われた神の使徒のお告げ ; 神への祈りがローマ人軍奴の麻痺を救う ; バスラの大モスクのハッラージュ ; さいころの負けをつい神に愚痴る ; 反目する礼拝布令役人と経済検察官 ; イブン=ドゥライドは抜群の記憶力 ; 言葉の言い間違い ; ハムダーン朝君主の功績を顕彰する書簡 ; 即興の頌詩で大金の褒美 ; 褒美を催促した詩人がかえってやり込められる ; 宝石商イブン=アルジャッサースが金持ちになれたきっかけ ; 酒づきあいがもとで信用を得る ; 口は禍の門 ; ベドゥインの占い師 ; ベドゥインの鳥占い ; 高名な占星術師を顔色なからしめた辻占い師 ; 占星術師の腕比べ ; タヌーヒーの父、みずからの命終を占う ; 君子危うきに近よらず ; 占星術に熟達したムウタズィラ派神学者 ; 食事するのも相手次第 ; 窮鳥、懐に入る ; 気丈な老婆、泥棒を閉じ込める ; ムウタズィラ派信者の肝っ玉 ; 女性歌手の歌声にほれ込んだ老伝承家 ; 偽ガブリエル、愚者信仰を打ち破る ; いかさま苦行者、まんまと喜捨をせしめる ; 感激のあまり失神し息絶えたスーフィー行者 ; 二人の乞食の知恵 ; 敬神の苦行者といえども欲の持ち主 ; 最果ての地の国王の知恵 ; すぐれた医者の瀉血法 ; オレンジ臭過敏症 ; ここまで来たか、あゝ疲れた。
|
ISBN。 |
978-4-00-061172-5。
|
価格。 |
¥15000。
|
タイトルコード。 |
1000001010178。
|
内容紹介。 |
アラビアンナイトにも影響を与えた、イスラム世界最古の逸話集。10世紀、アッバース帝国の首都バグダードで記された逸話の数々が、繁栄を極めた社会のありさまを映しだす。上は、第1巻、第2巻を収録。。
|
所蔵数。 |
館内でのみ利用可能な資料 。 |
貸出可能な資料。 |
貸出中の資料(割当または回送中含む) 。 |
予約件数(割当含む)。 |
- 所蔵数
- 1 冊
|
館内でのみ利用可能な資料
- 0 冊
|
- 貸出可能な資料。
- 1 冊
|
貸出中の資料(割当または回送中含む)
- 0 冊
|
- 予約件数(割当含む)
- 0 件
|
このページのURL:https://www.library.pref.ishikawa.lg.jp/wo/opc_srh/srh_detail/1000001010178