火ノ刺繡(ヒ/ノ/シシュウ)

• 資料の種別: 図書
• 副書名: 吉増剛造2008-2017(ヨシマス/ゴウゾウ/ニセンハチ/ニセンジュウナナ)
• 著者名等: 吉増/剛造‖著(ヨシマス,ゴウゾウ)
• 出版者: 響文社／札幌
• 出版年: 2018.5
• ページと大きさ: 1242p／22cm
• 分類: NDC8 版：914.6
• 分類: NDC9 版：914.6
• 分類: NDC10版：914.6
• 内容細目: 詩の瘤を摑む手 ; 母音の洞穴からなにかが聞こえてきていた ; 宇宙の「メーロス」に運ばれて ; 声ノ蜃気楼 ; (ミモザの花に、…)隠れた詩人 ; “mo cuishle=わが鼓動”と“わがこころ”(西行とイェイツ) ; イェイツと柳田國男 ; チャロン家ニ「怪物君」【ガ】、ヽヽヽヽヽ ; 河の女神の声 ; 大岡信 ; 寂寞の畏怖に摑まれる ; 幻の妣を呼ぶ、…ふたりの文学が立ち上がるとき ; 日米戦争-戦後映画はこうして始まった / 篠田/正浩‖述(シノダ,マサヒロ) ; 火の痕跡、星の死の揺らぎ / ジョン・ソルト‖述(ソルト,ジョン) ; gozo Ciné-狂気への迂回路、不穏な線の上で / 保坂/健二朗‖述(ホサカ,ケンジロウ) ; REQUIEM裸形の大地に / 赤坂/憲雄‖述(アカサカ,ノリオ) ; 口承性とエクリチュール / パトリック・シャモワゾー‖述(シャモワゾー,パトリック) ; 知らずに歩いて行った傍丘の方へ / 佐々木/敦‖述(ササキ,アツシ) ; 四辻の棒杭、つぶやきの洞穴 / 和合/亮一‖述(ワゴウ,リョウイチ) ; 蟻塚を前に歩みを止める / 今福/龍太‖述(イマフク,リュウタ) ; 朔太郎を生きるとき、… / 三浦/雅士‖述(ミウラ,マサシ) ; 奇跡的な言葉のしぐさ / 長野/まゆみ‖述(ナガノ,マユミ) ; 幻影の人、西脇順三郎の詩と絵画 / 酒井/忠康‖述(サカイ,タダヤス) ; エジプトと武蔵野の庭 / 酒井/忠康‖述(サカイ,タダヤス) ; 恒常性を引き上げる / 馬場/駿吉‖述(ババ,シュンキチ) ; 永遠のスローモーションへ / 佐々木/中‖述(ササキ,アタル) ; 詩を超えて、詩へ / 城戸/朱理‖述(キド,シュリ) ; 在ることと無いことの二重露光 / 飴屋/法水‖述(アメヤ,ノリミズ) ; 詩人は優しく踊る。揺れて、縮れて、流れてしまう世の中で。 / 佐々木/中‖述(ササキ,アタル) ; 木簡の啓示、…未聞の林がみえる、… / 石川/九楊‖述(イシカワ,キュウヨウ) ; 原民喜をめぐっての往復書簡 / 村松/真理‖著(ムラマツ,マリ) ; 目くばりをはなれてわずかに眺めやること / 朝吹/真理子‖述(アサブキ,マリコ) ; 雜神、雜草、…そして不吉なるもの ; ワガココロフルクハアレド ; ユ-雅ハ、ト、トワッ、レッテ、ルビ ; 火ノ刺繡、Okinawanン's、Filmン's、火ノ刺繡。 ; 大里俊晴ノ天使の羽撃きヽヽヽ ; 井上輝夫追悼 ; 柳瀬尚紀氏追悼 ; 小さな木のテーブルを持って、どの窓から逃げるのか、… ; (二〇一二年七月二十八日…)の朝まだきに ; 山ノ上、… ; 藤原定家の静かな風の手とエミリーの梢の調べの風の手と ; 太古のおもいで猫町(2011.9.1-9.11) ; 九頭龍へ ; 裸ノ詩人 ; アイルランド、最深奥の魂ニ、… ; 詩ノ霧 ; さあ、これから、これから、もっと ; 蕪村ぽいえしす ; 宇宙の書法 ; 子規ノ魂魄 ; 賢治ヲ書キウツス ; 沈黙ノ言語 ; ねんばりしたその執着を路ばたにうゑながら ; 瀧口修造の写真には獲物がいない! ; 裸木の名歌集 ; 朕兆未萌 ; 怖いような静かな歌声 ; 『透明な迷宮』のかがやきについて ; 来るべき筆蝕 ; 先導獣の醸す空気の横振れに ; 木葉下る ; 恋の遺灰 ; 野の茨の小径 ; 若い山姥乃樹木が立っている ; トベ! ; 恋するように、… ; OKINAWAン's(巣),ウン。 ; 夢語 ; ム語 ; ム-ゴ ; 日記 ; それ、その、夢のトンネルよ ; 手ハ、内臓乃樹木なのだから(水機ヲル日、…openingの日に、中森さんとみなさま乃手に、…) ; 二〇一六年、自身による詩集解題 ; ささやかな戦慄、安堵のような ; 『ALICE、…』の旅 ; 獣語 ; 声ノ艫綱 ; 名作(「臨死船」)ニタドリツクマデ、… ; 鮎川賞の底板 ; 鮎川信夫賞のエクリチュール ; 怒濤洶湧 ; 白狼と波浪の間に ; 夜の道 ; 来たるべき文学へのまなざし ; 詩は遠い種子 ; 赤信号 ; しるしを、不図、つけていたのだけれども ; 奇蹟ノ詩 ; 火ノ刺繡
• ISBN: 978-4-87799-139-5
• 価格: ¥5800
• タイトルコード: 1000001136714
• 内容紹介: 吉本隆明に献じた「根源乃手」の続篇。2008〜17年に吉増剛造が著したテキストを収録し、2011年2月から1年間、毎月22日に撮影された著者の肖像写真を収載する。書き下ろし詩篇「火ノ刺繡」も仏訳と共に掲載。
• 著者紹介: 1939年東京生まれ。詩人。慶應義塾大学文学部卒業。活動は多岐にわたる。文化功労者。日本藝術院賞・恩賜賞、「黄金詩篇」で高見順賞、「オシリス、石ノ神」で現代詩花椿賞を受賞。