2025/05/09
資料の種別。 |
図書。
資料情報のコピー
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書名。 |
昭和二十年夏、子供たちが見た日本(ショウワ/ニジュウネン/ナツ/コドモタチ/ガ/ミタ/ニホン)。
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著者名等。 |
梯/久美子‖著(カケハシ,クミコ)。
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出版者。 |
角川書店/東京。
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角川グループパブリッシング(発売)/東京。
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出版年。 |
2011.7。
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ページと大きさ。 |
314p/20cm。
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件名。 |
太平洋戦争(1941〜1945)。
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分類。 |
NDC8 版:916。
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NDC9 版:916。
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NDC10版:916。
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内容細目。 |
私は疎開してみたかったのね。違うところに行ったら、違う世界が見えるんじゃないか、別の運命があるんじゃないか。そう思ったの。 / 角野/栄子‖述(カドノ,エイコ) ; そうしたらね、入ってきたんですよ。ジープを先頭に。ついこの前まで、鬼畜米英と思っていたんだけど、目の前で見ると、やっぱり輝いて見えてしまう。 / 児玉/清‖述(コダマ,キヨシ) ; 僕は、いい時代に育ったと思っているんです。敗戦直後の、ものすごく自由で解放された雰囲気。誰もが貧しかったけれど、活気があった。 / 舘野/泉‖述(タテノ,イズミ) ; 原爆ドームに行ってみたら、ふっと出てきたんです。ええ、みっちゃんが猫を抱いていて。あの猫はね、冷たかった。死んでる猫だったのよ。 / 辻村/寿三郎‖述(ツジムラ,ジュサブロー) ; あのころは女学生も来て、僕の見ている前で打っていた。僕、聞いたんですよ。「なんでヒロポン打つの」って。そしたら「瘦せたいから」。 / 梁/石日‖述(ヤン,ソギル) ; 出征した担任教師が戦死。これからまだまだ、いろいろなことが起こるにちがいないと思いました。とにかく憂鬱でした、世界が。 / 福原/義春‖述(フクハラ,ヨシハル) ; ええ、私にはわかっていました。この人たちはもうすぐ死んでいくんだって。一度飛び立ったら還ってきてはいけないということも。 / 中村/メイコ‖述(ナカムラ,メイコ) ; 終戦後の大連ではコックリさんが大流行しました。大の大人が「コックリさん、コックリさん、私たちはいつ帰れますでしょうか」とやる。 / 山田/洋次‖述(ヤマダ,ヨウジ) ; 僕はたぶんあのとき、心底怖かったんだと思います。もしかしたら僕があの浮浪児になっていたかもしれない。何かが間違ったら、あの少年は僕だったかもしれない、と。 / 倉本/聰‖述(クラモト,ソウ) ; 少なくとも兵士は銃を持って戦場に出た。でも一般の市民は、誰も守ってくれない無法状態の中に丸腰のまま放り出されたのです。 / 五木/寛之‖述(イツキ,ヒロユキ)。
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ISBN。 |
978-4-04-885098-8。
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価格。 |
¥1700。
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タイトルコード。 |
1100000463794。
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内容紹介。 |
角野栄子、児玉清、舘野泉、辻村寿三郎、倉本聰、五木寛之ら10人が、子供時代に体験した戦争と戦後を語る。『本の旅人』連載を書籍化。あの戦争の証言を綴るシリーズ第3弾。。
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著者紹介。 |
1961年熊本市生まれ。北海道大学文学部卒。「散るぞ悲しき」で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。ほかの著書に「昭和二十年夏、僕は兵士だった」「昭和二十年夏、女たちの戦争」など。。
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所蔵数。 |
館内でのみ利用可能な資料 。 |
貸出可能な資料。 |
貸出中の資料(割当または回送中含む) 。 |
予約件数(割当含む)。 |
- 所蔵数
- 1 冊
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館内でのみ利用可能な資料
- 0 冊
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- 貸出可能な資料。
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貸出中の資料(割当または回送中含む)
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