


石を抱きて56 第二部追跡・白山郷開拓団 ざ折 底ついた営農資金 作物一気に値崩れ 最後は豚のエサに やせすぎていた土地 組合員も五人に ささやかに解散式 MYブックリストに登録

石を抱きて61 第三部旧満州慰霊行 はるかなる大地 「満州のにおいや」 揺れ動く思い 思わず口走る 一望千里の大平原 骨を探してみる 自分のルーツ探す MYブックリストに登録

石を抱きて62 第三部旧満州慰霊行 この足元に 同僚が、娘が眠る いつになったら遺骨拾い実現? 昔の面影残す街並み 文化公園が埋葬場所 ささやかな慰霊法要 MYブックリストに登録

石を抱きて63 第三部旧満州慰霊行 裏舞台 〝現地入り〟は困難? 両国旅行社間で緊迫の押し問答 顔色変える添乗員 会議は平行線のまま 頼みは現地人民政府 MYブックリストに登録

石を抱きて65 第三部旧満州慰霊行 チチハルへ 死んだ団員の涙雨 理由知らされず 一泊に予定変更 脳裏に悔恨の情 道路が50センチ冠水 最大限の便宜図る MYブックリストに登録

石を抱きて66 第三部旧満州慰霊行 懐かしの集落 白山郷の孤児二人… 降ってわいた話に言葉なし 雨、依然降りやまず 行く手を阻む警官 通じた二人の哀願 MYブックリストに登録

石を抱きて68 第三部旧満州慰霊行 地蔵尊安置 酒、たばこ供え合掌 胸によみがえる集団自決の惨劇 運命の糸にたぐられ 雨のウィル河畔で 守りを鄒に託して MYブックリストに登録

石を抱きて70 第三部旧満州慰霊行 望郷 血の騒ぎなのか… 「死に切れない 私は日本人だ」 揺れだした心 養母や妻の許し 国家の償いはいつ MYブックリストに登録

石を抱きて71 第三部旧満州慰霊行 ヂャムスへ 次第に高ぶる口調 列車の中で父の旧友と再会 開拓団の最後わかる 大黒柱を失い悲観 こりゃあ、奇跡や MYブックリストに登録

石を抱きて72 第三部旧満州慰霊行 現地入り 熱き思いに声も出ず 夢にまで見た宝山の地に立つ 地図を前にいらだち 待ちに待った許可 鳥居の残石を発見 MYブックリストに登録

石を抱きて73 第三部旧満州慰霊行 自決跡地 掘る指先にレンガ片 四百体超す遺体 この大地に眠る ここで死んだんや 卒塔婆に万感の涙 三十六年目の〝帰郷〟 MYブックリストに登録

石を抱きて75 第三部旧満州慰霊行 教訓 死んだ気になれば 過酷な体験が耐える力を養う 苦海をのぞき見た 毎日二時間眠るだけ 貧しさもへっちゃら MYブックリストに登録

全国新聞社協 第1回ふるさと自費出版大賞 「8月27日」が郷土文化部門優秀賞に 著者の重田さん 旧満州開拓団の「最期の声」 本社から刊行 MYブックリストに登録

旧満州で集団自決「白山郷開拓団」 悲史 遺族ら現地調査 中国人の元使用人 胸中複雑・・・友好を強調 ”強烈な事実”発掘 来春にも団史発刊 MYブックリストに登録

(満蒙)40年目の巡礼5 兄弟の悔い 悲運”大陸の花嫁” 暮らした集落跡を歩く 列車が運命の分かれ 満州、行きたくない 心尽くしの歓迎 MYブックリストに登録

(満蒙)40年目の巡礼1 鎮魂・東安駅 最果ての地に万感の黙とう 足下に眠る妻や子ら 悲しみ新たに石拾う 「堪忍やぞ」 MYブックリストに登録

石を抱きて1 プロローグ 語り部 庶民の受難の歴史 心の壁乗り越え 開拓史編さんへ 「うらの心は石や」 つぶやきを声に 〝戦争〟への問いかけ MYブックリストに登録

石を抱きて2 プロローグ 未完の手記 〝畜生〟になった日 わが子を殺して書く資格がない ヘソの緒引きちぎり 長女は中国人の手に 自問に答えも出ず MYブックリストに登録

石を抱きて3 プロローグ わが子はいま 〝もう会えぬ〟痛む心 四女に似た報道 別人とわかり失望 よみがえる苦渋 丸々太り、母忘れ去る 終わらぬ戦後処理 MYブックリストに登録

石を抱きて7 第一部中国残留者の軌跡 病床で 心と体に残る痛み 東安駅爆破事件で全身に重傷負う 傷だらけの右腕 二児を連れて逃亡 帰国を待つ子ら MYブックリストに登録

石を抱きて8 第一部中国残留者の軌跡 避難命令 「ソ連参戦」を直感 〝虎林駅に集合〟 各部落へ伝令走る 鈍い破裂音続く 八割まで女と子供 運命変えた申し出 MYブックリストに登録

石を抱きて9 第一部中国残留者の軌跡 さらば黒咀子 団に火を放ち脱出 入植から八年目 開拓団崩壊の日 燃え上がる虎林街 青壮年層は徒歩で 最終列車で出発 MYブックリストに登録

石を抱きて12 第一部中国残留者の軌跡 流転 自殺を思いとどまる 二人の子供のため中国人の妻に 傷つき山に逃げる 中国老夫婦に会う ソ連兵に囲まれる MYブックリストに登録
