


石を抱きて22 第一部中国残留者の軌跡 除籍 弟の将来案ずる兄 「再婚しないで」 実父が涙の哀願 妻離さぬだろうと予測 子供は病死、夫は銃殺 中国人とまた、再婚話 MYブックリストに登録

石を抱きて24 第一部中国残留者の軌跡 郷愁 心鎮める露営の歌 「本当の父ちゃんどこにおるがや」 夕日に光る乙女の涙… 日本人やぞ、日本人や 中国籍が取れぬわが子 MYブックリストに登録

石を抱きて28 第一部中国残留者の軌跡 再会 慰め合い、謝り合い 「満州なんか行かなよかった」 乙女の前に初老の男 生きて帰ろうと… 精いっぱいの生きる道 MYブックリストに登録

石を抱きて29 第一部中国残留者の軌跡 夫婦と父子 離婚をグチる乙女 上坂、永住望む甘い考えしかる 重婚はできんやろ あすからまた中国人 お客扱いの滞在生活 MYブックリストに登録

石を抱きて69 第三部旧満州慰霊行 もうひとつの対面 出生も母国も隠す 中国人として育てられた酒井 初めて会う邦人に涙 養父母のひ護の下で 顔を洗うしぐさまで MYブックリストに登録

石を抱きて74 第三部旧満州慰霊行 戦後の区切り ふらふらと旅立ち 慰霊してなお乱れる岡崎の心 人生を決めた義勇隊 死ぬほどつらい苦役 余計に体が熱なった MYブックリストに登録

石を抱きて10 第一部中国残留者の軌跡 東安駅爆破 爆弾30トンが野積み ソ連軍の利用恐れ 憲兵が火を放つ 動かない最終列車 「母ちゃん、熱い」 導火線に青白い炎 MYブックリストに登録

石を抱きて11 第一部中国残留者の軌跡 阿鼻(あび)地獄 吹き飛ぶ脱出列車 流血、炎の駅構内 運命わけた惨劇 「背に雷が落ちた」 強行発車で積み残し さまよう母子三人 MYブックリストに登録

石を抱きて13 第一部中国残留者の軌跡 死の山中行 生き延びるすべなく 母ちゃんを許せとわが子の命を断つ 頼みの綱・機関車炎上 周りは子連れだけ 地獄の連続の逃避行 MYブックリストに登録

石を抱きて78 第三部旧満州慰霊行 再訪の誓い もう一回来んならん 心の「重荷」を晴らすためにも 身元捜しが大変や 自分も感激に酔いたい 心乱した九泊十日の旅 MYブックリストに登録

石を抱きて81 第四部大陸の8・15 最後の義勇隊 収容所へ死の行進 生への執念と死の恐怖を胸に もう、日本に帰れぬ 日本労農学校に入学 終戦から八年、故国に MYブックリストに登録

石を抱きて82 第四部大陸の8・15 先行の百万石 ソ連参戦で逃避行 前途への恐怖 無気力、絶望へ 現地民が不穏な動き 立場の逆転味わう 有無を言わせぬ略奪 MYブックリストに登録

石を抱きて83 第四部大陸の8・15 不運の上戸 終戦めがけての入植 十代の娘17人のおぞましき体験 たまさかの勤労奉仕 抵抗したらだめや 略奪と暴行の日々 MYブックリストに登録

石を抱きて84 第四部大陸の8・15 吉林への道・金城 痛恨の「生きた水葬」 「この川で死ねるがなら本望や」 地獄の逃避行 わが子の亡きがらに涙 胸患っていた佐知以 MYブックリストに登録

石を抱きて86 第四部大陸の8・15 ラーゲリ送りの孫呉 赤紙なしの二等兵 血を絞り、肉そぐ 極寒の重労働 エリに「一つ星」 睡魔が死を招く 黒パンの粗悪な食事 MYブックリストに登録

石を抱きて87 第四部大陸の8・15 先駆の千振 ソ連侵攻の防波堤 関東軍の先兵も今は置き去りに ソ連が攻めてきた 「裏切られた」悔しさ 休息の格納庫、地獄に MYブックリストに登録

石を抱きて88 第四部大陸の8・15 香蘭の〝幸運〟 最終列車が通るぞ 必死の後退図る 憲兵が相乗り 関東軍は撤退する 無事ハルビンへ 〝悲惨な死〟は免れた MYブックリストに登録

石を抱きて92 第四部大陸の8・15 詔勅の救い・臨安 戦争覚悟の一週間 極限状態で一報 歓喜の声やまず 体から気力なえる 最終列車に乗れず それでも帰還は半数 MYブックリストに登録

石を抱きて93 第四部大陸の8・15 天国と地獄・尚家 わが子の首にナワ 逃避行で知った中国人の国民性 わが子殺し、死を覚悟 わしをあきらめろ 厚遇にうれし涙 MYブックリストに登録

石を抱きて94 第四部大陸の8・15 流転の天嶺 七年前と〝主客〟逆転 移動のたびの略奪 執ような報復 中部六県から七百人 侵略者としての前史 三家族十二人が自決 MYブックリストに登録

石を抱きて95 第四部大陸の8・15 内憂外患の二道溝 略奪、暴行の限り ソ連兵にかみつき難をのがれる 酷薄な敗者の運命 バリカンで丸坊主 夫に合わせる顔ない MYブックリストに登録

石を抱きて97 第四部大陸の8・15 若さの生還・五果樹 ひたすら〝生〟を願い 自決、引き揚げの分裂もなく この地に骨を埋める 中国人の親切にほろり 間一髪の幸運 MYブックリストに登録

石を抱きて98 第四部大陸の8・15 電話に泣いた恵陽 「敗戦でなく停戦」 謀略か混乱か不思議な連絡 ソ連兵がなだれ込む 60余人、シベリアへ 女と子供、騒乱状態 MYブックリストに登録
