昭和二十年夏、僕は兵士だった

• タイトルヨミ: ショウワニジュウネンナツボクワヘイシダッタ
• 著編者等／著者名等: 梯久美子‖著
• 統一著者名: 梯久美子
• 著編者等ヨミ／著者名等ヨミ: カケハシクミコ
• 出版者: 角川書店 角川グループパブリッシング(発売)
• 出版地: 東京 東京
• 出版年: 2009.7
• 大きさ: 266p
• 件名: 太平洋戦争(1941〜1945)
• 分類: 916,916 916
• ISBN: 978-4-04-885021-6
• マークNo: TRC09041253
• タイトルコード: 1100000263208
• 資料番号: 007777931
• 請求記号: 916/10855
• 内容細目: 賭博、男色、殺人-。南の島でわたしの部下は、何でもありの荒くれ男たち。でもわたしは彼らが好きだった。 脚にすがってくる兵隊を燃えさかる船底に蹴り落としました。私は人を殺したんです。一八歳でした。 マリアナ沖海戦、レイテ沖海戦、そして沖縄特攻。二〇歳の頃に経験したことにくらべれば、戦後にやったことなんか大したことない。 もうねえ、死体慣れしてくるんです。紙くずみたいなもんだな。川を新聞紙が流れてきたのと同じです。 逃げるなら大陸だ。私は海峡に小舟でこぎ出そうと決めました。徴兵忌避です。女の人が一緒でした。
• 内容紹介: 俳人・金子兜太、考古学者・大塚初重、俳優・三國連太郎、漫画家・水木しげる、建築家・池田武邦。それぞれの戦場で、かれらは何を見たのか。若き日の戦争の記憶を語る。『本の旅人』連載を書籍化。
• 種別: 図書
• 配架場所: 034A0