人物詳細

村井吉兵衛

ムライキチベエ

時代 明治・大正
略歴 実業家。鶴来町今町出身。たばこ製造・販売の村井商会を興し「たばこ王」と呼ばれた。14歳のころから地方のタバコ耕作地を回り、葉タバコの買い入れ売買に商才を発揮。明治23年日本で初めて両切り紙巻きたばこの製造に成功、「サンライス」の名で売り出す。美人画のデザインなど独特のアイデアが当り爆発的に売れる。同26年アメリカ業界を視察、アメリカ葉を混入した「ヒーロー」を発売。日米たばこトラストの成立といわれる外資導入の村井商会を設立。たばこ専売後は村井銀行を創設した。
系譜関係 村井吉衛門の養子
幼名 小三郎
参考資料 『石川県大百科事典』 (K030/7)

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