金沢・北陸の城下町（太陽コレクション城下町古地図散歩1）
内容紹介
古地図と1995年現在の地図を比較参照でき、歴史散歩に最適な資料。石川県内の掲載城下町と使用古地図、比較できる地点は以下の通り。
（１）金沢城下：天保14年（1843）「金府大絵図」（金沢市立玉川図書館所蔵）。①大手町から武蔵ケ辻周辺 ②香林坊から犀川大橋 ③兼六園から小立野台地 ④卯辰山麓周辺⑤犀川・寺町周辺 ⑥小立野台地から本多下屋敷。
（２）大聖寺城下：「大正寺御城下町割之図」（金沢市立玉川図書館所蔵） ①藩邸から町人町 ②山の下寺社群。
（３）小松城下：「小松御城中并小松町図」安永9年（1780）～天明5年（1785）頃（小町市立博物館所蔵） ①京町から城周辺
レファレンス事例
関連資料
『古地図をたよりに金沢散歩学』
嘉永・安政期（1854～59）の「金沢惣絵図」（石川県立歴史博物館蔵）をもとに、方位・距離を正確に作り直した図版と現在の地図を対比させている。どんな身分の武士が住んでいたかなど、色分けされていてわかりやすい。
『金沢市史 』資料編18[付録]別刷絵図・地図
『金沢市史』資料編18絵図・地図の付録。正保4年（1647）～昭和7年（1932）の様々な金沢の地図が1枚ずつ復刻されている。