里山里海と人々のくらし
民家検労図・越中魚津猟業図絵
民家検労図 天・地・人
民家検労図とは

北村与右衛門著 写本 3冊 27cm
【郷土古典籍 K612/5/F】
能美郡犬丸村の北村与右衛門が天保年間(1830~44)に作成した絵農書。
北村家は代々十村役(他藩でいう大庄屋)として村方支配にあたった家柄である。
藩あるいは十村等の命を受け制作したものと思われ、武士や町方にとって村方理解の案内書である。
当時の水稲作や畑作を中心に、農作業や農民の風俗等を極彩色で巧みに描いている。
簡明な説明文と生き生きした彩色図で当時の農作業や風俗を知ることができる貴重な資料である。