第56回こどもの読書週間記念展示「もう一度読みたい 国語教科書」

期間:
【前期】平成26年4月10日(木曜日)から4月28日(月曜日)
【後期】平成26年5月1日(木曜日)から5月29日(木曜日)
場所:閲覧室(3階)、子どもの本のひろば・子どもの本研究コーナー(1階)

[ 展示に寄せて ]

 平成23年4月に小学校の新学習指導要領が実施されました。改善事項として、言語活動の充実が掲げられ、国語科、学校図書館の役割がますます重要になり、国語教科書に紹介される児童書もさらに多くなりました。
 国語教科書の歴史をふり返れば、江戸時代には、寺小屋で教科書として『庭訓往来』や『消息往来』などの往来物が使われていました。
 明治5年の学制公布により義務教育が開始されると、小学校の国語教科書がつくられました。明治19年には、教科書検定制度のもとで、文部省によって基準となる教科書の刊行がはじまりました。
 昭和8年には、色刷りの挿絵が多く使われたサクラ読本と呼ばれた「小学国語読本」がつくられ、昭和24年からは、民間の発行者による検定国語教科書が使われるようになりました。
 往来物をはじめ小学国語読本(復刻版)や現代の小学校国語教科書(県内使用)、国語教科書に紹介されている児童書を展示して、その歩みをたどります。
展示資料:前期・PDF版(pdf 472kb)(462KB)、後期・PDF版(pdf 486kb)(476KB)
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