第57回こどもの読書週間記念展示「チェコ絵本の世界」

期間:平成27年5月30日(土曜日)から6月29日(月曜日)
場所:閲覧室(3階)、子どもの本のひろば(1階)

 チェコは、絵本や童話など子どもの本の宝庫といわれています。また、1658年にチェコのコメニウスがつくった『世界図絵』は、世界初の絵本と伝えられているように、チェコの絵本には古い歴史があります。
 チェコスロヴァキア時代の1967年に創設され、2年に1回開催されているブラチスラヴァ世界絵本原画展(BIB展)は、イタリアのボローニャ国際絵本原画展と並ぶ世界最大規模の絵本原画展として知られています。BIB展は、出版された絵本の文や作品の内容ではなく、絵のみを審査対象とする原画展です。また、その選考水準の高さから「小さなノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞の画家賞を、これまでに4名のチェコスロヴァキア出身作家が受賞しています。これらのことから、チェコは、絵本の絵に重きを置き、大切にしてきた国であり、国際的に高い評価を得ている作家を輩出してきたことがわかります。
 今回は、チェコスロヴァキア時代の絵本を中心に関係資料を展示します。アメリカやイギリスの絵本とは異なる、チェコ絵本ならではの色彩の美しさ、また、ユニークな魅力をお楽しみください。

展示資料:第57回 こどもの読書週間記念展示 チェコ絵本の世界(pdf 488kb)
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