第237回企画展示「日本遺産 荒海を越えた男たちの夢が紡いだ異空間」

期間:平成29年8月1日(火曜日)から9月3日(日曜日)
場所:閲覧室(3階)

 平成29年4月、石川県加賀市を含む11市町(※)が共同で申請したストーリー「荒海を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~」が日本遺産の認定を受けました。日本遺産とは、文化庁が認定する、地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーです。
 今回認定された北前船は、江戸時代、北陸と北日本、上方を結んだ西廻り航路を利用した商船の呼び名です。北前船は、寄港地で仕入れた多様な商品を、別の寄港地で販売する買い積み方式で大きな利益をあげたことから、「動く総合商社」と形容されています。日本海沿岸に残る寄港地は、広大な商家や豪壮な船主屋敷などが残り、北前船の壮大な世界を今に伝えています。
 今回の展示資料をとおして、その魅力にふれていただければ幸いです。

 ※11市町:函館市・松前町(北海道)、鰺ヶ沢町・深浦町(青森県)、秋田市(秋田県)、酒田市(山形県)、新潟市・長岡市(新潟県)、敦賀市・南越前町(福井県)、加賀市(石川県)

展示資料:第237回企画展示 「日本遺産 荒海を越えた男たちの夢が紡いだ異空間」(pdf 473kb)
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