第244回企画展示「手塚治虫生誕90年~ 本で知るマンガの神様 ~」

期間:平成30年9月12日(水曜日)から10月30日(火曜日)
場所:閲覧室(3階)

 「マンガの神様」と呼ばれる手塚治虫が1928年に生まれてから、今年で90年。
 手塚治虫は1947年に『新宝島』で単行本デビューしました。『新宝島』は映画的手法を取り入れたストーリーのある長編物語で、新しい漫画のスタイルは、藤子不二雄、石ノ森章太郎、赤塚不二夫といった多くの漫画家たちに影響を与えました。
 また、アニメーションの世界においても、1962年にアニメ制作会社「虫プロ」を発足し、「鉄腕アトム」「ジャングル大帝」といった作品を世に送り出し、子どもたちのみならず大人たちをも夢中にさせました。
 このように手塚治虫は漫画文化を語る上でかかせない存在となり、開高健は彼を「マンガの神様」と呼びました(開高健「マンガの神様・手塚治虫」、『週刊朝日』2337号、1964)。今回は「マンガの神様」の実像にせまる当館蔵書をご紹介します。また、個人所蔵の手塚治虫直筆のサイン本『火の鳥』や、漫画も特別展示します。どうぞお楽しみください。

展示資料:第244回企画展示 手塚治虫生誕90年(pdf 452kb)
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