第247回企画展示「文学賞・出版文化賞受賞作品展」

期間:平成31年1月19日(土曜日)から3月31日(日曜日)
場所:閲覧室(3階)、子どもの本のひろば(1階)

 2018年度「文学賞・出版文化賞受賞作品展」を開催いたします。
 この展示は、文学賞・出版文化賞・児童文学賞・郷土の文学賞受賞作品を紹介するものです。
 文学賞といえば今年度は、ノーベル文学賞の発表が関係者の醜聞をきっかけに見送られることとなり、世界的に大きな話題となりました。
 一方で、日本人作家多和田葉子さんの『献灯使』が全米図書賞の翻訳文学部門で受賞したという良い知らせも海外から届きました。ドイツ在住の多和田さんはドイツ語でも作品を執筆しており、これまでもクライスト賞などのドイツの文学賞を受賞しています。
 県内では、泉鏡花文学賞に山尾悠子さんの『飛ぶ孔雀』が選ばれました。鏡花をテーマに大学の卒業論文を書くなど、かねてより鏡花に深い関心を寄せていた山尾さんが、長く目標にしていた憧れの賞をみごとに射止めました。
 発表時の新聞記事も併せて展示してありますので、作者の作品への思いも一緒に感じていただき、多くの皆様に受賞作品を知っていただければ幸いです。

展示資料:第247回企画展示 文学賞・出版文化賞 受賞作品展(pdf 501kb)
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