第251回企画展示「宝達志水町菅原神社文書と『加能史料』」

期間:令和元年11月1日(金曜日)から12月26日(木曜日)
場所:閲覧室(3階)


石川県立図書館では、昭和55年度より、本県の基本史料集『加能史料』の編纂事業を推進しており、最新刊『加能史料戦国XVII』まで30冊を刊行してまいりました。この間、県内はもとより全国から、広く加賀・能登に関する史料の蒐集に努め、網羅的に収録してまいりました。

羽咋郡宝達志水町の菅原神社は、京都より天神社が勧請されたことに始まり、平安時代の永久二年(1114)、能登守藤原基頼によって、京都北野天満宮に、常灯料所(神灯の燃料費を負担する荘園)として寄進されて以後、北野社領菅原荘の鎮守として存続したとみられます。天正九年(1581)、前田利家が織田信長から能登一国を封じられ、入国したおりに、菅原村を一定期間根拠地としたとされます。同社所蔵の古文書も『加能史料』に収録されております。このたび、県立図書館では同社所蔵の古文書等の無償貸与を受けることとなったため、それらのなかから主な古文書を公開することとし、併せて『加能史料』への収録のようすを展示するものです。

令和元年11月


展示資料:石川県立図書館第251回企画展示 宝達志水町 菅原神社文書と『加納史料』(pdf 1,251kb)
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