第258回企画展示「文学賞・出版文化賞受賞作品展」

期間:令和3年1月20日(水曜日)から3月30日(火曜日)まで
場所:閲覧室(3階)、子どもの本のひろば(1階)


この展示は、文学賞・出版文化賞・児童文学賞・郷土の文学賞受賞作品を紹介するものです。

今年度は新型コロナウイルスの世界的な流行により、人々の生活様式やコミュニケーションの取り方には大きな変容が求められる年となりました。 文学界においても、文学賞の選考会の延期や贈呈式の中止が決定するなど大きな影響を受けました。

その一方で、第163回芥川賞では遠野遥さんが「破局」で平成生まれ初の受賞者となり、第33回三島由紀夫賞では弱冠21歳の宇佐見りんさんが「かか」で同賞の史上最年少受賞者となりました。 おふたりは昨年の第56回文藝賞を同時受賞しデビューされたこともあり、90年代生まれの新世代作家として、今後の活躍が期待されています。

何かと暗い話題が目立つ一年ではありましたが、今年度の受賞作品をご覧頂き、新たな出会いや、発見につなげて頂ければ幸いです。



展示資料:第258回企画展示 文学賞・出版文化賞 受賞作品展(pdf 796kb)
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