「百脚繚乱」の閲覧席
石川県立図書館を彩るマスターピースコレクション
ハンギングエッグチェア
デザイナー:Nanna Ditzel
1957
籐の強靭性と柔軟性を巧みにアレンジし、その特徴を見事に生かした北欧のブランコチェア。世界中で長く愛される名作のひとつ。
Kiik ベンチ/ソファ
arper(イタリア)デザイナー:岩崎 一郎
2018
そのモジュール性と多様な構成によりあらゆる空間に適するように想定されたkiik。
Sacco
zanotta(イタリア)デザイナー:Piero Gatti/Cesare Paolini/Franco Teodoro
1968
固定された形態を持たず、使う人の体に合わせて変形するという全く新しい発想から生まれたイタリアデザインを象徴する椅子。
ラウンジアーム
桜製作所(日本)デザイナー:ジョージ ナカシマ
1962
自然の無垢板を使ったアームが美しい最もナカシマらしいデザインのラウンジチェア
RO chair
Frits Hansen(デンマーク)デザイナー:Jaime Hayon
2013
デンマーク語で「静けさ」を意味する RO chair。このラウンジチェアはくつろぎの空間と自分自身に戻るひと時を生み出す。
Organic Chair High back
Vitra(スイス)デザイナー:Charles Eames & Eero Saarinen
1940
「オーガニックチェア」の特徴的なフォルムとコンパクトなサイズ感はそのままに、高めの背もたれと広めの肘掛けを備え、読書に適した椅子。
CH07 Shell Chair
CARL HANSEN & SØN(デンマーク)デザイナー:Hans J.Wegner
1963
ハンス・J・ウェグナーのどこから見ても美しく、表裏があってはならないという信条を体現した椅子である。
BKF chair
CUERO(スウェーデン)デザイナー:Antonio Bonet/Juan Kuchan/Jorge Ferrari Hardoy
1938
スティールパイプのフレームにキャンパスなどのフレキシブルなシートを張ったり、吊り下げる構成の椅子は、カジュアルな椅子として日本でも流行するが、BKF chairはそれらの先駆けとなった。
バタフライスツール
天童木工(日本)デザイナー:柳 宗理
1956
日本の工業デザインの礎を築いたデザイナー・柳宗理によってデザインされ、ジャパニーズデザインのアイコン的家具。
pix
arper(イタリア)デザイナー:岩崎 一郎
2010
コントラクトユースからホームユースまで、あらゆる空間にアイコニックでカジュアルなムードを添える。
Slow chair
Vitra(スイス)デザイナー:Ronan & Erwan Bouroullec
2006
このニットテキスタイルは、伝統的なソファの厚いクッションに代わり、軽量でありながら編みの弾力によって柔らかで包みこまれる様な座り心地を実現している。
Nelson Mashmallow Sofa
Harman Miller(アメリカ)デザイナー:George Nelson
1956
人々の注目を集め続けてきたこのソファは発売当時、量産が難しく製造打ち切りとなったが、40年の時を経て復刻され、アメリカ・ミッドセンチュリーの象徴的な椅子となっている。加賀五彩をあしらった特別仕様。
SHOEMAKER CHAIR NO.42
Werner(デンマーク)デザイナー:Lars Werner
1970
牛の乳搾り用として永く使われてきた椅子が、靴職人がお尻の形に合わせて削ったことをきっかけに、現在の形に近づき、シューメーカーチェアと呼ばれるようになった。
N65
artek(フィンランド)デザイナー:Alvar Aalto
1935
すっきりとしたラインとシンプルな構造が特徴のN65。フィンランドにおいては何世代にも渡り、子どもたちの暮らしの一部として親しまれている。
kinoe ベンチ
飛騨産業(日本)デザイナー:貝山伊文紀
2016
笠木にヒノキやスギの枝、スポークにブナ、座板に栗と、素材を適材適所に用い、森林の持続可能性をコンセプトに開発した家具シリーズである。
Tsukue-bako
大雪木工(日本)デザイナー:小泉 誠
コンパクトなパーソナルデスクである。シンプルなデスクはもちろん、様々な用途として部屋の中に部屋をつくる、可能性にあふれた小空間である。
BRONX 1010
Cassina ixc.(日本)デザイナー:川上 元美
1992
1977年のAIA(アメリカ建築家協会)主催の国際チェアコンペティションで一席になったBLITZ。BRONXはその弟分として、シャープなフォルムで商品化された。
SEOTO
飛騨産業(日本)デザイナー:川上 元美
2011
無垢材で力強い佇まいの中に、優しさを秘めて身体をぴったりと受け止めるチェア。ハーフアームがリラックスさと、スムーズな立ち居振る舞いへと誘う。
セブンチェア
Fritz Hansen(デンマーク)デザイナー:Arne Jacobsen
1955
デザインされてから70年近く経つ今もなお愛されるセブンチェア。どこから見ても非の打ち所のない美しさは、いつの時代も多くの人々を魅了する。
Tip Ton
Vitra(スイス)デザイナー:Edward Barber & Jay Osgerby
2011
ロッキングチェアを思わせる、ユニークなデザインは、人間工学の考え方を機能ではなく「形態」に取り入れた、新しい発想の椅子である。
IPL-01・閲覧用椅子 デザインの過程
スケッチ
ドローイング
製作図面
完成品
石川県立図書館 家具ガイド(pdf 4,618kb)