平成27年 真夏の夜のビブリオバトル part2 開催報告
2015年8月21日(金曜日)「 真夏の夜のビブリオバトル part2 」を開催しました。ろうそくの灯りの下で、5人の発表者が「こわい話」というテ―マでおすすめ本を紹介しました。
参加者は22人で、質疑応答も活発な楽しいイベントとなりました。
<発表者と紹介された本> | |
---|---|
岩城さん |
『儚い羊たちの祝宴』
米澤 穂信/著、新潮社、2008年11月 |
義本さん |
『せんそうごっこ』
谷川 俊太郎/文 三輪 滋/絵、ばるん舎、1982年 |
酒井さん |
『機巧(からくり)館のかぞえ唄』
はやみね かおる/作、講談社、1998年6月 |
八田さん |
『われはロボット』
アイザック・アシモフ/著 小尾 芙佐 [ほか] /訳、早川書房、1971年6月 |
深田さん |
『本当は怖い「古事記」』
古銀 剛/著、学研パブリッシング、2012年8月 |
チャンプ本は岩城さんが紹介した『儚い羊たちの祝宴』に決まりました。様々なジャンルのこわい話が紹介された中で、岩城さんの発表は、残酷なミステリーを紹介し参加者の恐怖を誘う一方で、本に対する愛情が見え隠れし、参加者の支持を得ました。
チャンプ本を紹介した岩城さんには、賞状と楯(ただし楯は図書館保管です)が手渡されました。
チャンプ本を紹介した岩城さんには、賞状と楯(ただし楯は図書館保管です)が手渡されました。
<参加者のアンケートから>
- 自分が何に恐怖しているのか、ということに気づかされました。やっぱり、人と交わって、いろんな刺激を受けられることが楽しいです。
- 「こわい」という言葉のいろいろな側面を考えさせられ、刺激的でした。幼い子の質問、感想に真面目にバトラーの人々が答える姿が好印象でした。
- 非常に発表が上手な方ばかりで参考になりました。発表された本もぜひ読んでみたいです。
- 【問合せ】
- 石川県立図書館 企画協力グループ
電話:076-223-9581 FAX:076-222-2531
E-MAIL:library@pref.ishikawa.lg.jp