平成30年 トークイベント 即身仏さんたちをたずねて
国内の即身仏に関する著書『新編 日本のミイラ仏をたずねて』を刊行した土方正志氏を中心に、日本の即身仏について3人で語り合います。
- 日時:
- 平成30年11月4日(日曜日)14時から15時30分
(13時30分から受付) - 会場:
- 石川県立図書館 ライブラリーサロン(1階)
- 申込み:
- 不要(入場無料)
- 定員:
- 40名(先着順)
- 講師: 土方 正志(ひじかた まさし)氏
(『新編 日本のミイラ仏をたずねて』著者) - 有限会社荒蝦夷代表。作家、エッセイスト。
1962年、北海道ニセコ町生まれ。東北学院大学卒。フリーライター・編集者を経て2000年から2004年にかけて『別冊東北学』(東北芸術工科大学東北文化研究センター・作品社)の編集を担当。2005年、宮城県仙台市に荒蝦夷設立。著書に『新編 日本のミイラ仏をたずねて』(天夢人)ほか
- 講師: 東 雅夫(ひがし まさお)氏
(アンソロジスト) - 1958年神奈川県生まれ。アンソロジスト、文芸評論家。
早稲田大学文学部卒業後、「幻想文学」「幽」の編集長を歴任。怪談や幻想文学の著述・編纂・講演活動を展開。著書に『百物語の怪談史』(角川ソフィア文庫)ほか、編纂書に『山怪実話大全』(山と渓谷社)「文豪ノ怪談ジュニア・セレクション」シリーズ(汐文社)ほか、監修書に「怪談えほん」シリーズ(岩崎書店)ほか。
- 講師:戸川 安宣(とがわ やすのぶ)氏
(編集者) - 1947年、長野県生まれ。立教大学文学部卒。
大学在学中に立教ミステリ・クラブを創立東京創元社で編集長、編集部長、社長、会長、特別顧問、相談役を歴任。2004年、日本の本格ミステリの発展に尽くした功績を評され、講談社の編集者宇山日出臣とともに第4回本格ミステリ大賞特別賞を受賞。
- 著書紹介『新編 日本のミイラ仏をたずねて』
- 土方 正志/著 天夢人/発行
(2018年7月)過酷な断食を繰り返して痩せさらばえた行者が、自らの身を地面に沈め、「土中入定」を果たす。かつて、自らがミイラ化することで、衆生の救済をめざした僧侶たち、すなわち即身仏がいた――。
現在、全国で確認されている即身仏をほぼ網羅する全18体を訪ね歩いた、異色の紀行文。それぞれのミイラ仏にまつわる伝承に加え、即身仏を守り継ぐ人々、信仰する人々の声を丹念に取材した。1996年刊行の『日本のミイラ仏をたずねて』に、宗教学者・山折哲雄氏の「出羽三山即身仏考」を新たに収録。現代即身仏研究の定番書となる一冊。
- 併催「ときめく妖怪」妖怪画展示
- 協力:アマヤギ堂(金沢市在住、妖怪作家)
- ◎ 問合せ
- 石川県立図書館 利用サービスグループ
電話:076-223-9580
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