石川県立図書館協議会 平成29年度報告
石川県立図書館協議会委員名簿 平成29年6月23日現在
区分 | 氏名 | 役職名 |
---|---|---|
学校教育及び 社会教育関係者 |
久川 裕恵 | 石川県読書会連絡協議会副会長 |
中板 睦子 | 石川県婦人団体協議会副会長 | |
前野 千恵子 | 石川県公共図書館協議会理事 | |
架谷 一美 | 石川県学校図書館協議会会長 | |
家庭教育関係者 | 浅賀 千鶴 | 石川子ども文庫連絡会代表 |
山本 ゆきみ | 石川県PTA連合会副会長 | |
学識経験者 | 小杉 善嗣 | (株)金沢シール取締役会長 |
髙田 良宏 | 金沢大学総合メディア基盤センター准教授 | |
吉道 悦子 | 金沢工業大学基礎教育部教授 | |
計 | 9名 (男2名 女7名) |
平成29年度(第1回) 石川県立図書館協議会報告
日時
平成29年7月28日(金曜日) 10時00分から12時00分場所
石川県立図書館 2階 県民交流室出席者
【協議会委員】 7名【事務局】 石川県立図書館館長 外8名
会議の概要
(1) 石川県立図書館協議会の位置づけについて(2) 平成28年度事業実施状況について
(3) 平成29年度図書館組織及び職員配置状況について
(4) 平成29年度運営方針及び重点事項について
(5) 平成29年度事業計画及び実施状況について
(6) 平成29年度当初予算の概要について
(7) 新石川県立図書館基本構想について
(8) その他
委員からの主な意見・要望等
- 図書館の利用者数は入館者数であるが、蔵書検索アクセスを利用した方も利用者とみるという考え方をしてもよいのではないか。
- 子どもの本は、一般図書より高価であり、一般の方が買いにくいという点があるので、子どもの本の予算が減らないようにしてほしい。
- 学校史切り取り事件について、いろんな所で本を傷めてはいけないということを言っていくことが大事であると感じる。故意ではなく知らずにやっているケースもある。小中学校などでも言っていくとよいのではないか。
○ 新図書館に関すること
- 新図書館については、県民一人ひとりのパブリックコメントを大事にしながら、「さすが石川県」と言われるものを目指していってほしい。(例)新図書館では、小さい子どもを連れたままでも館内中を歩けるようにしてほしい。
平成29年度(第2回) 石川県立図書館協議会報告
日時
平成29年9月29日(金曜日) 13時30分から15時30分場所
石川県立図書館 2階 県民交流室出席者
【協議会委員】 9名【事務局】 石川県立図書館館長 外8名
会議の概要
(1) 平成29年度事業の実施状況について(2) 子どもの読書活動の推進について
(3) その他
委員からの主な意見・要望等
- 本離れといわれているが、最近の中高生は紙媒体の本でなく、電子データで読む人が増えている。媒体が何であろうが、良い本を読むことが大切である。
- 不読率が減っている要因に学校での朝読書があげられる。学校での朝読書を県立図書館が支援するよう考えてほしい。
- 本離れや読書離れとならないよう、乳幼児から本に親しむ環境を整え、成長させていく基盤をつくっていかなければいけない。そのためには、赤ちゃんの頃から家族の人が本の読み聞かせをすることが大事である。
- 子どもたちには、音楽コンサートに合わせて、絵本や読書にも親しんでもらう機会を設けてはどうか。
- 県立図書館では素晴らしい講演会を開催している。参加者を増やすためには、もっと広報活動を行ってほしい。
- 若い世代の人はスマートフォンを持っており、SNSを利用した広報にももっと力を入れてはいかがか。また、年配の人には新聞で紹介することも大事である。
平成29年度(第3回) 石川県立図書館協議会報告
日時
平成29年12月15日(金曜日) 13時30分から15時30分場所
石川県立図書館 2階 県民交流室出席者
【協議会委員】 8名【事務局】 石川県立図書館館長 外9名
会議の概要
(1) 平成29年度事業の実施状況について(2) 市町立図書館との連携について
(3) 新図書館への意見・要望について
(4) その他
委員からの主な意見・要望等
- 市町立図書館にとって、県立図書館が協力宅配便で行っている相互貸借資料の搬送は大変ありがたい。また、協力宅配便が週2回になり、利用者にとっても本が早く届くなど喜ばれている。
- 協力宅配便を行っていることを知らない方もおり、広くPRした方がよい。
- 市町立図書館との調整・連絡・支援については、県立図書館がイニシアティブをとって行ってほしい。
- 選書については、本県として特徴のあるものを揃えていってほしい。
- 前の協議会で出された意見を受けた上での工夫ある取組がされるなど、フィードバックがきちんと行われている。
- 読書活動推進に向けての各種事業にしっかり取り組んでいるが、もっとPRしてほしい。その際、マスコットキャラクターの「よつばくん」をもっと活用してほしい。
- 親が子どもに本を与えていない状況が見受けられ、そのような子どもへの本の提供について考えてほしい。
- 「図書館は本を借りる場所だけでなく、人が集まる場所である」という考えが広まっていない。子どもから老人まで何かと集まれるようにならないといけない。
- どのような本がおいてあるかによって図書館への印象が変わるので、資料選定を大事にしてほしい。
- 地域の集会所など小さい場所へも本が行き渡るシステムがあればよく、そのようなことにお金をかけてほしい。
- 図書館の展示内容やどんな本が選ばれているのかを即時にSNSで流せば、すぐに借りたいと思う人もいるのではないか。
- 図書館に人が集まることが大切で、来館をきっかけにして本を手に取ることにつながる。
平成29年度(第4回) 石川県立図書館協議会報告
日時
平成30年3月7日(水曜日) 13時30分から15時場所
石川県立図書館 2階 県民交流室出席者
【協議会委員】 7名【事務局】 石川県立図書館館長 外10名
会議の概要
(1) 平成29年度事業の実施状況について(2) 平成30年度運営方針及び重点事項について
(3) 平成30年度事業計画について
(4) 職員の資質向上に向けた研修計画について
(5) その他
委員からの主な意見・要望等
- 広報においてメールマガジンを活用したりしているが、最近の若い人はスマホの所持率が高く、スマホでも見やすいようにしたらどうか。
- 専門性を高めるためには、専門的研修だけでなく、日々の実務を通してスキルアップしていかなければならない。
- 全職員を対象とした一般的研修については、県内の市町立図書館職員も参加できるとよい。
- 接遇、クレーム対応、障がい者対応などの研修を通して、図書館を気持ちよく使っていただくための資質、能力をきちんと育てていくことが大事である。
- 何か起こったときに適切に対応できるような、レベルの高いコミュニケーション能力が必要である。
- 本の内容を把握し丁寧に説明できるような能力を身につけるよう、いろいろな研修を受け勉強していくことが重要である。
- 著作権や統計、プレゼンなど、やり方が変わっていくものが沢山あるので、研修は継続的に行ってほしい。
- スキルアップのための個人的に参加する研修についても、他の職員や職場が理解するという雰囲気や環境が必要である。
- 研修にはできるだけ複数で行かせ、学んできたものを他の職員に伝え、浸透させていくことを期待している。
- 図書館での職員との出会いにより、図書館のファンになることもあることから、職員の対人コミュニケーションや親切に対応するサービスは非常に大事である。
- 一般の人でも本についての情報はパソコンの検索である程度わかるので、図書館職員にはそれ以上のことが求められている。
- 行政的な手法を身につけるために、一定期間県庁へ行くような人事交流があるとよい。
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